〈キャラクターのロールプレイ〉

〈キャラクターのロールプレイ〉

Role-playing A Character

 〈キャラクター〉の「描写」を楽しむのではなく、〈意志決定〉の際に考慮されるべき〈制限/情報〉を「キャラクター属性」(〈ロールプレイング〉参照)に集中させることで、通常のゲームよりも遥かに難易度の高い〈目標の多層構造〉を生み出す〈プレイング〉のこと。俵ねずみ(2003)が提唱した概念。

  表現としての「演技」そのものよりも、その「演技」に至るまでのキャラクターの内面や社会的状況について「考慮」することに、より力点が置かれているのが特徴である(この「考慮」については、「ありかた」「ふるまいかた」といった術語によって、より詳しく論じられている)。

 〈キャラクターのロールプレイ〉は、あくまで〈意志決定〉を中心としたキャラクター表現として考えられているため、〈目標の多層構造〉を維持することが前提となっている。したがって、ともすればその他の目標を「キャラクター描写」より下位に置きがちな〈キャラクタープレイ〉とは、完全に異なるプレイング技法であるといえる。

  →〈制限/情報〉〈意志決定〉〈キャラクター〉〈目標の多層構造〉〈キャラクタープレイ〉〈プレイング〉〈評価基準の変更〉

(俵ねずみ2003)