〈構造論〉

〈構造論〉

Constructions

 特定の〈アート〉に存在するさまざまな要素を調べ、その要素同士の関係を調べ上げることを通じて、「対象がどのような構造によって成り立っているか」を明らかにすることを目的とした議論のこと。

 また、その議論を通じて明らかとなった構造に関する体系的知識を指すこともある。

 たとえば、「集合{A,B,C,D,E}の諸要素は、互いにどのような関係にあるか」という問いかけに始まり、「Aという概念にはB,C,Dが下位概念として含まれるが、AとEはまったく異なるものである」といった回答を導き出すような議論は、この〈構造論〉にカテゴライズされる。

 〈基礎理論〉構築における重要な作業の1つ。

  →〈基礎理論〉

(馬場2004b)