〈運用〉

〈運用〉

Mastering

 〈ゲームマスター〉が、任意のRPGシステムに書かれた情報をどのように活用するかを判断し、なにがしかの遊べる〈ゲーム〉を作成させるために適用する、首尾一貫した解釈・方法論のこと。

 〈運用〉は1つのゲームメカニズムに対して複数あることが普通であり、それはシステムデザイナーの著作によって提供されることもあれば、現場のゲームマスターやプレイグループが独自に編纂・保有していることもある。そして、その〈運用〉には(「うまい/へた」の基準こそある程度存在するものの)このどちらか一方の〈運用〉が「絶対的に正しい」とは言うことができない。

 また、望ましいとされる〈運用〉にも〈典型的/アクロバティック〉という2つの段階的区別があり、この2つはゲームマスターやプレイグループの技量に合わせて採用されるべきであると考えられる。

 基本的には、初心者は〈典型的な運用〉をまず練習し、それから次第に上達するにしたがって〈アクロバティックな運用〉へと段階的に進んでいくことが推奨される。

  →〈表現技法〉〈訓練方法〉〈ゲームデザインの補完〉〈マスターリング〉〈典型的な運用〉〈アクロバティックな運用〉〈理想主義的な運用〉〈システム選択能力〉〈シナリオ作成能力〉、〈セッションハンドリング作成能力〉

(高橋2005b, 2007)